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キュウリざんまい

どうやら佐渡はキュウリがわんさか採れる季節になったようです。
畑をしていない事務員さんには、会う人ごとに
「キュウリいらんかの?」 訳:キュウリいらないか?
「キュウリ食えせんか?」 訳:キュウリ食べないか?
「どうら、キュウリたくさんあるけぇ持ってかんか?」 訳:どうだい、キュウリがたくさんあるから持って行かないか?
とお声がかかります。

ついでにナスやピーマンやトマトやニラもいただきますが、なんといってもメインはキュウリです。
いただくキュウリは育てた人ごとに味も形も個性豊かです。
佐渡にくるまではスーパーで売っているまっすぐなキュウリがふつうのキュウリだと思っていました。
ヘチマのようにしもぶくれのキュウリを見て、あらためてキュウリはウリ科の植物なんだと実感。
よく熟れたキュウリのおかげでいまさらながらキュウリに種があることに気が付きました。

都会では形の悪いものや虫の喰った野菜を嫌うと聞きますが、それは形が均一で傷のない野菜が都会の「ふつう」だからだと思います。
誰だって見慣れないものには抵抗があります。「ふつう」じゃないものには警戒します。
事務員さんもはじめていただいたキャベツにアオムシが群がっていたときは、食べられるのかどうかと途方に暮れました。
それでも佐渡の生活で虫のいる野菜がいつのまにか「ふつう」になりました。
というより、これだけ虫がいる世の中に虫の喰わない野菜なんてないでしょうと自然に理解したのだと思います。

「虫も喰わんよな野菜を人が食べるかさぁ」 訳:虫も食べないような(おいしくない)野菜を人間が食べるわけないだろう
この台詞を自分で言うために、佐渡の地物野菜を食べに来られませんか?

 

[ 掲載日:2005年07月21日 | カテゴリ:佐渡のこと ]