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トキの子育て

元佐渡トキ保護センター長の近辻宏帰さんが先日トキ交流会館を訪ねてくださいました。
コーヒーを飲む近辻さんに質問をあれこれとしていると
トキの繁殖について興味深いお話を聞くことができました。

トキのペアはメスだけが卵を温めるのではなく、オスとメスが交代で卵を温めます。
しかし夜間はおもにオスが担当します。
繁殖時期になると“抱卵欲”(ほうらん欲)というのが出るのかオスもメスも卵を抱きたがり、
交代のために相手が来ても、なかなか卵を温める役をゆずろうとしません。

そんなときは相手の背中をちょんちょんとつつきます。
するとトキは仲の良い相手でも背中をつつかれるのは苦手なので
しぶしぶその場から離れ、交代するそうです。

母となるトキも、父となるトキも、お互いに子育て(?)に積極的、熱心ですね。
抱卵をゆずろうとしないところは笑ってしまいました。
トキは一度ペアを組むと翌年も自然にそのペアで繁殖し、めったに
相手を換えるようなことはないとか。

現在トキは繁殖期で産卵まっさかり。先日は今年初となるヒナも誕生しました。
(ヒナ誕生の記事 http://toki-sado.jp/fanclub/0300/post_33.html)
近辻さんからこのトキのペアの話を聞いて、
今温められている卵からも健康で元気なヒナが生まれて欲しいと
ますますそう願わずにはいられなくなりました。

・トキの繁殖状況はトキファンクラブホームページ「最新情報」にて
 随時お知らせしています。

[ 掲載日:2007年04月25日 | カテゴリ:トキのこと ]