「水田を利用したトキの餌場確保促進研修会」が行われました。
2007年7月24日(火)に「水田を利用したトキの餌場確保促進研修会」が行われました。
主催は佐渡地域振興局農林水産振興部(佐渡農業普及指導センター)です。
農業者の方や消費者協会の方など、多くの参加がありました。
野生復帰ステーションに集まってトキ放鳥へ向けての説明がされたあと、トキと農業が共にくらす取り組みの現場を見学しました。
見学した先
・環境保全型の田んぼ
・用水地型ビオトープ
・江のある田んぼ
・米ぬかペレットを作っている施設
(環境保全型の田んぼ)
不耕起栽培(田んぼを耕さない)で、農薬と化学肥料を通常より5割減らした田んぼ。
不耕起栽培だとイネは自分の力で土の間に根を伸ばしていくので強い稲株ができるそうです。
また、農薬・化学肥料を減らすことによって生き物がすめる環境ができます。

(用水地型ビオトープ)
生き物のすむ環境にあわせて色々な水位の場所がつくられています。
また、カエルなどが山とビオトープを行き来できるよう用水路をパイプにしています。

(江のある田んぼ)
田んぼの水を抜いたときでも江には水が残ります。田んぼの生きものはそこへ移動して生きることができます。
この江はトキが入ってエサをとりやすい大きさにしているそうです。
田んぼの横につくって水を管理する江は「これならおらちに出来るなぁ」と農家の方々が話していました。

(米ぬかペレットを作っている施設 有限会社セブン・システム )
くず大豆や米ぬか、酒かすなどをまぜて粒状にしています。触るとサラサラ。
田んぼにまいて、除草や肥料を目的に使われます。
研修会ではこの他にドジョウ養殖の取り組みも説明されました。
県や佐渡市の事業も紹介され、
参加者からは環境保全型の農業を行っている方からのお話や兵庫県豊岡へコウノトリを育む農法を視察に行ってきた方の感想なども聞くことができました。
[ 掲載日:2007年07月31日 | カテゴリ:活動報告 ]
