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専門家会合で、トキの試験放鳥が08年秋

2007年9月11日(火)、第4回トキ野生復帰専門家会合が行われました。
山階鳥類研究所の山岸所長を座長に、多くの研究員や専門家がトキ交流会館に集まりました。

会議では、野生復帰ステーションで現在訓練中の5羽のトキの観察結果が報告されました。
順化ケージ内に放鳥された当時は、飛ぶときにケージにぶつかったりしていましたが、3、 4週間後にはケージを回避してスムーズに飛ぶようになっています。
映像ではトキが順化ケージ内奥にある止まり木から飛び立ち、 4000平方メートルあるケージ内を一回に3周ほど旋回をするようすも見られました。

エサ探しは池よりも地面での方が長く行っていることや、ケージ内にいた昆虫類を多く食べていることも報告され、 水辺を中心とした環境の中でさまざまなエサ生物を食べていることが分かりました。

野生復帰ステーションではトキに順化ケージになれてもらうことを最初の訓練としてきましたが、 これからは人に過剰に反応してパニックを起こすことのないよう人の存在に慣れる訓練などが行われます。
この会議では来年予定されているトキの試験的放鳥計画について検討されました。放鳥予定時期を「農閑期にかかり農家への迷惑が少ないこと」 「放鳥までの準備期間に1年ほどが必要こと」「繁殖期が終わっていない春に放鳥させることは難しいこと」などを考慮して、 来年の秋の農作業が終わる時期に10羽前後のトキを佐渡の自然下に放鳥する方針が出されました。

全体

[ 掲載日:2007年09月14日 | カテゴリ:活動報告 ]