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第2回ドジョウ養殖研修会がおこなわれました

トキのエサについて佐渡トキ保護センターでは人工飼料とドジョウを用い、野生復帰ステーションでは主にドジョウを与えています。
現在ドジョウのほとんどは島外から購入しています。佐渡産のドジョウであれば鮮度がよく、 トキが放鳥された後に食べる自然のドジョウと見た目や味が同じです。トキにできるだけ佐渡産のドジョウとして与えたいと、 佐渡トキ保護センターと佐渡市トキ推進室は島内でのドジョウ養殖を呼びかけています。

ドジョウのことやドジョウの養殖について学ぶための今年度2回目となる研修会が2007年10月23日、 24日の2日間にわたって開催されました。室内講習と現地視察とで1日目は35名、2日目は40名ほどの参加者が集まりました。

1日目はスライドを使っての講義です。
講師は新潟県上越市の企業でドジョウ養殖の担当をされている小林昌宏さんです。
・ドジョウは陸地の急な土手でものぼって逃げていく
・体のぬめりが大切で、ぬめりがなくなったところからキズついて腐食していく
・水温が25度くらいで活発に行動する
 など基本的なドジョウの生態が紹介され、養殖池の対策や飼育の方法などがていねいに説明されました。
参加者は、「休耕田をドジョウ養殖に利用したくて」という人や、「魚の飼育が趣味なのでドジョウの飼育方法を聞いてみたい」 という人など動機はいろいろでした。
講座の感想を「小さいころ身近にいたドジョウですが、生態は知りませんでした。講座を聞いて驚くことばかりでした」と話す人もいました。

2日目の現地視察は島内4ヵ所の養殖池をまわり、池ごとに所有者から説明がありました。4ヵ所の養殖池は平地にあったり、 山の中にあったり、佐渡の南部や北部にあるものなど、形も、作り方も、環境もすべて異なります。
講師の小林さんから「いずれも非常によくできています。山の中で水が冷たいところは、 浅瀬をつくり水を温める工夫をするとさらにドジョウにいい環境になりますね」など、池ごとに感想とアドバイスをしました。 参加者は熱心にメモや写真をとったり、所有者や小林さんへ質問をしていました。

長木地区養殖池  捕獲用カゴにもそれぞれ工夫が

今回初めて研修会に参加したという男性は「ドジョウの生態に合わせた池作りの工夫になるほどと思った。 むずかしいかなと思うところもあるが、実際に始めてみないことには分からないよね」と話しました。

ドジョウ養殖を始めて4、5年になるという参加者は、 「初心者向けの研修会といっても毎回いろんな情報や違った養殖方法を知ることができる。 その中で自分にあった方法を考えられるので参考になります」と話していました。
佐渡市は平成17年度からドジョウ養殖支援事業を行っています。
今年度の募集は終わりましたが、ドジョウの養殖についての相談はいつでも受付けています。

○ドジョウ養殖についてのお問い合わせは
トキ交流会館 担当:金子
電話0259-24-6040(平日8:30~17:30

[ 掲載日:2007年10月29日 | カテゴリ:活動報告 ]