アケビ
秋から今ごろに実がなり、街の年配者には「なつかしの食べ物」として語られるアケビの実。
そんな話を耳にするため、アケビの実は希少な食べものと思っていました。
ところがビオトープ作業で山のふもとへ出かけると、実のなったアケビのツルが木から垂れ下がっているのをあちこちで見かけました。

作業の参加者は最初、輪になって食べていますが、そのうち無口になって道のわきに並びます。
「種は出してもいいですよー」というトキ連会長の高野毅さんのかけ声で、みんな種をプップッと道の外にある林へ出していたのでした。
(木に登ってアケビをとっているのは高野さん。この後さらに上まで登っていました。)
白い果肉はすこしねっとりする食感で、甘さは上品。
私もここで種を出してもいいところですが、せっかくだからアケビを丸ごと種まで味わおうと思いよく噛んでいると、口の動きが止まりました。
苦い…。
「種を出さんでもいいけど、飲み込めってことさ。ムジナでも噛まずに飲みこむぞ」と高野さん。
帰ってから、この日のことを話すと、交流会館主任が「会館裏には大きいのがあるぞ!」と、とっておきのアケビをとってきてくれました。
※ムジナとはタヌキのこと。
[ 掲載日:2007年11月08日 | カテゴリ:生きもののこと ]

