おいしそうな『朱鷺の遺言』
先日、交流会館ブログで小林照幸さん著作の本『朱鷺の遺言』を紹介しました。
その中で、トキの生態を調査する佐藤春雄さんが、山奥にある生椿地区でトキとともに暮らす高野高治さんの家を訪れる場面があります。
佐藤春雄さんと高野高治さんはこれまで自身が経験し得てきたトキの生態について夜通し語り明かしていくのですが、 その話の合間には高野高治さんの妻シマさんから出される手料理が書かれています。
まずお茶うけに、甕(かめ)の中で熟成した不思議と甘い渋柿の味噌漬け。
話の向こうで聞こえる油のはねる音。出てきたのはイワナの天麩羅とサワガニのから揚げ。
奥から持ってきた一升瓶は、5年間じっくりと寝かせたサルナシの薬酒、などなど。
毎回、生椿の自然豊かな料理に読み入ってしまい、話のすじを探しにページを後戻りします。

[ 掲載日:2007年12月06日 | カテゴリ:こんなこと、あんなこと ]
