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山の作業だ「新潟大学キセン城作業」

2008年6月のトキ・メッセージは、新潟大学トキ野生復帰プロジェクトです。
新潟大学トキプロジェクトは、春から秋の間、かつて350枚の田んぼがあったというキセン城地区でトキのエサ場再生の作業会をしています。

キセン城ビオトープ

ほぼ毎月、土日の2日間行われ、誰でも参加できます。現在は棚田100枚ほどがビオトープとして姿を取り戻し、 5月中旬のビオトープはおたまじゃくしでいっぱいでした。作業会の魅力は、キセン城を散策しながら、植物の専門家・ 本間航介先生から山や植物についてのお話を聞けることです。

山の話

エサ場再生作業の醍醐味は木を切ることです。放棄されて30年以上が経っているキセン城地区には、木が込み入って生えています。 トキに有用な木を残し、生きものが増え、山が健康に育つために間伐する木を決めます。作業は指導者が横について行います。 木を切ると空が見え、木々の間に光が差し込み、風が抜けるようになります。この爽快なこと。

2008年5月の作業会は、ハプニングつきでした。
この日は新潟大学の学生8名ほどが参加しました。作業は着々と進み午前の作業が終了。お昼ご飯のために荷物置き場へ戻ると、 学生たちの昼食のカップラーメンが、カラスに食べられていました。

からっぽ

一同残念がっていましたが、カラスに食べられるより、そもそもお湯の準備もなかったよう。たき火はやめようとカセットコンロが登場。 しかしこのコンロ、点火できず、強火にしたら火が消えるというコンロで、長期戦になるようす。さらに途中、コンロの点火ダイヤルがとれる!

お腹ペコペコの学生はみんなで相談し、ドラム缶を使って火をたきお湯を沸かすことにしました。
枝や鼻をかんだティッシュを燃やし、空気を送るために、アルペンホルンのようなホースを吹きはじめ、団結心が最高潮のときにお湯が沸き、 次にお箸がないことに気が付きました。

空気を送ってます

お箸一作目

学生は本間航介先生指導のもと、和菓子の楊枝などに使われる「クロモジ」の木を選び、ナタで箸を作りました。 幾本か作るうちに無言になり、箸の形や細さにこだわっていました。こうしている間にも麺は伸びているわけですが、 おいしい昼食になったと思います。いつもに増して、楽しい作業会でした。

2008年6月の作業会はないそうです。7月の予定が決まりましたらトキファンクラブ「7月の参加者募集」でお知らせします。

[ 掲載日:2008年06月23日 | カテゴリ:活動報告 ]