単行本『ノンフィクション 知られざる世界 最後のトキ ニッポニア・ニッポン トキ保護にかけた人びとの記録』
夏の夜、暑くて眠れないときは本を読んでみるのもいいかも。
トキに関連した本を読んでみました。

単行本『ノンフィクション 知られざる世界 最後のトキ ニッポニア・ニッポン トキ保護にかけた人びとの記録』
著者 国松俊英
出版社 株式会社 金の星社
発行年月 1998年11月
価格 1,260円(税込)
第45回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
厚生省(当時)中央児童福祉審議会推薦
児童文学の作家であり、野鳥観察家でもある著者が、日本最後のトキとなったキンちゃんを中心に、日本のトキの歴史を書きました。
20年前、著者は、児童向けに『トキよ舞いあがれ』(1988年くもん出版)を書いています。このとき、
佐渡トキ保護センターやトキ保護に尽くす佐渡の地区を訪れ、トキという鳥や、人々のトキ保護への思いへの感動を書いていました。
それから10年後の1998年、佐渡トキ保護センターでは中国からトキのつがいが贈られ、人工繁殖成功に期待が寄せられていました。
日本生まれのトキは、当時人間でいうと100歳前後になったキンちゃんだけになっていました。著者は再び佐渡トキ保護センターを訪れ、
ケージで1羽だけで暮らすキンちゃんを見つめます。キンちゃんの存在に、命を守ることや、自然と人間との関係を感じ、
日本のトキのこれまでのこと、キンちゃんのことを記録したいとの思いから、本書が書かれています。晩年のキンちゃんの写真や絵とともに、
児童向けにていねいな文章で書かれています。
[ 掲載日:2008年07月10日 | カテゴリ:トキのこと ]
