TOP >> トキのこと >> 暑さは苦手 ▼戻る▲進む

暑さは苦手

08年7月28日順化ケージ
(7月末の野生復帰ステーション順化ケージ。 木にトキ1羽。画像提供:環境省)

梅雨明けし、佐渡もいよいよ暑くなってきました。
「暑くてかなわんちゃ~」と、島の人たちの声を毎日聞きますが、一年を通じて屋外(ケージ)でくらすトキにとっては、 夏の暑さなど関係ないのでしょうか。

夏のトキのようすについて、佐渡トキ保護センターの和食雄一(わじきゆういち)獣医師は次のように話しています。
「この夏は大変暑く、幼鳥たちにもこたえたようです。鳥の皮膚は羽毛で覆われていて、人間のように汗をかいて体温を下げることができません。
夏の暑い日中は日陰でじっとしていることが多かったように思えます。口を開け、ハアハアと息をきらせて呼吸する様子が目立ちました」

和食獣医師のお話にあるように、トキは他の鳥と同様に汗を出す汗腺がありませんし、トキの場合は、寒さ対策に、 体全体を質のいい羽毛が覆っています。また、かつては、トキはシベリアなどの亜寒帯にも生息していました。
このことから、トキはどちらかと言えば暑さよりも寒さに対応した体の特徴を持っているといえます。
私たちが「暑くてかなわんちゃ~」と言っているころ、トキもまたそう思っていたりして。

(参考にした記事はこちら『今年生まれのトキ、顔が少しずつ大人に』2007年)
http://toki-sado.jp/fanclub/0300/post_69.html

[ 掲載日:2008年07月28日 | カテゴリ:トキのこと ]