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報告 生きもの調査研修会・初級編

講義

2008年7月26日(土)、トキのむら元気館で「田んぼの生きもの調査研修会 初級編」が開かれました。主催は、 朱鷺と暮らす郷づくり推進協議会、NPO生物多様性農業支援センター、佐渡市です。

佐渡市が2008年度から行っている「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」は、人とトキが共生できる農業を目指し、 生きものを育む農法を推奨しています。佐渡市では、その農法のひとつとして、生きもの調査を掲げています。今回の研修会は、 NPO生物多様性農業支援センターが認定する、「生きもの調査インストラクター初級」の養成を目的に開催され、 定員を超える58人が参加しました。

午前中は、NPO法人農と自然の研究所の宇根豊さんらが、生きもの調査の考え方について講義しました。宇根さんは「私たち、 農業者も消費者にとっても、環境は共通の財産であり、それを支えているは百姓です。生きもの調査は、かつての百姓にあった、 生きものを大切にする目線を取り戻すきっかけにして欲しいと思います」と話しました。

生きもの調査

午後は班に分かれて生きもの調査の実践です。
新穂長畝地区の無農薬・無化学肥料の田んぼで、水中の生きものをすくったり、稲についている虫を採取しました。結果は、 田んぼ3枚およそ6反歩(約60a)で、52種類の生きものがいました。調査前に「1枚の田んぼに20~30種が平均。 30~40種いれば生きものが豊富な田んぼ」と説明があったので、大変よい結果となりました。

小さな生きものを見つけよう

今年6月にも、生きもの調査研修会が開催されたこともあってか、参加者は大変手際よく調査を行い、虫を見つけるのにも慣れていました。

1日の研修を修了した参加者は、生きもの調査インストラクター初級の認定書を受け取りました。講師となった参加者たちは今後、 島内で生きもの調査を広め、佐渡の田んぼの環境指標となる「佐渡生きものマップ」の作成などを行うそうです。

生きものの説明
(みんなで生きもの観察をしていると、自然と笑いがこぼれます)

[ 掲載日:2008年08月11日 | カテゴリ:活動報告 ]