自然の中でおきること
トキファンクラブ事務局・アオキです。

私の家のことですが、今年、ツバメが玄関先に巣をつくりました。初めてのことに家族みんなが喜んで、
5羽生まれたヒナの成長をそわそわして見守っていました。
ところが先日、5羽のうち1羽のヒナが巣から落ちていました。
見ると、体の機能がよくないようでした。しばらくするとようすが穏やかになったので、巣へ戻してみました。しかし、
翌朝にはまた同じヒナが落ちていて、今度はもう生きていませんでした。
トキ学習の先生・近辻さんは、近所で通りがかるたびに、このツバメの巣を気にかけていました。そこで、近辻さんに、
ヒナが死んだいきさつを話すと、
「自然の中では、たとえ4羽が巣立ったとしても、そのうち生き残れるのは1羽いるか、いないかです。
だから今回のことは自然の中ではよくあることとして理解し、受け止めてください」
「それとね、野生の鳥のほとんどが最後はどこで死んだかも分かりません。そのなかで、そのヒナは大勢の人に心配されて見取られたのだから、
幸せなほうですよ」となぐさめてくれました。
2008年9月25日には、佐渡の自然下に10羽のトキが試験放鳥されます。トキは、ツバメ同様佐渡の生態系の一員になります。 自然の範囲内でトキに起こることは、正しく受け止めたいと思いました。
[ 掲載日:2008年08月26日 | カテゴリ:トキのこと ]
