報告 佐渡kids生きもの調査隊!
佐渡市では、平成20年に「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度を発足し、農薬、化学肥料を減らしたお米の栽培と、「生きものを育む農法」
として小さな生きものが生息できる田んぼの環境づくりをすすめています。佐渡市と朱鷺と暮らす郷づくり推進協議会では、
佐渡の豊かな環境づくりと、生きものいっぱいの田んぼの関わりについて島内の子どもたちにも知ってもらおうと、
島内小学校4~6年生を対象に「佐渡kids生きもの調査隊」を行っています。
佐渡kids生きもの調査隊は、一年を通じて、田んぼの生きもの調査や、交流会、田んぼの作業体験などを行います。

2009年6月27日(土)に今年度第1回目の生きもの調査が行われました。
調査したのは「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度の田んぼです。田んぼに入ったことのある子もいれば、初めての子もいます。最初、
慣れなかった子どもたちも、友達が虫やカエルをひとつふたつと見つけるとすぐにコツをつかんで、生きものを見つけるようになりました。
なかには、「田んぼの中を歩くの、なんか楽しい」と言って一歩一歩を大事そうに踏み進める子もいました。

(生きものの動きを見つめています)
子どもたちは、作業するうちに、田んぼによって水の色や生きものの量が違ったり、水際や「江」
はたくさんの生きものがすんでいることなどに気が付いたようです。採取した生きものは、生き物調査のアシスタントの方から解説があり、
子どもたちは知らない生きものの名前を聞くと、生きものと図鑑に見入っていました。
この日は、2ヶ所の田んぼを調査し、合計63種の生きものがいました。

(お父さんも、そのうち、生きものを探していました)
交流会館で行われたまとめでは、農家の佐々木邦基さんが、この日見つけた生きものを書き出して話をしました。
「今日、田んぼには昆虫や魚や貝などがいましたね。トキやほかの鳥たちは、この小さな生きものを食べています。
私たちは田んぼでとれたお米を食べています。おいしいお米は、小さな生きものがつくった土の養分で育ちます。
生きものは、互いに食べたり食べられたりする関係があって、田んぼにはどれか一つの種類の生きものが欠けてもいけません。
田んぼがないとトキも私たちも生きられないのですよ」と話しました。

子ども達は今回の調査を終えて「普段は田んぼの中に入れないから楽しかった」、「去年も参加したから生きものの名前を覚えているよ。
田んぼは虫がいっぱいいておもしろい!」と話していました。一緒に参加した保護者は、「普段は意識しなかった田んぼや、
そこにいる生きもののことについて知ることができてよい機会でした。子どもが生きもの好きなので、また一緒に参加します」
と感想を話しました。
終わりに子どもたちには、「朱鷺と暮らす郷づくり」認証米のおにぎりが出ました。
子どもたちは「おいしい、あまーい」と言って、友達と今日見つけた生きものの話をしながらほうばっていました。
平成21年度・佐渡kids生きもの調査隊の申し込みは随時受け付けています。
対象は佐渡市小学校の4~6年生です。
○お問合せ先
佐渡市農業振興課 生産振興係
電話:0259-63-5117
[ 掲載日:2009年07月03日 | カテゴリ:活動報告 ]
