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■ 多摩動物公園のトキ8羽、野生順化訓練にむけて佐渡へ移送

2008年11月3日(月)~4日(火)、東京都の多摩動物公園からトキ8羽が、佐渡の野生復帰ステーションに移されました。
鳥インフルエンザなどに備えた緊急措置などを目的として、2007年12月に、佐渡トキ保護センターのトキ2ペア(4羽) が多摩動物公園に移送され、非公開で飼育されていました。今年の繁殖期に、この2ペアから計8羽のヒナが生まれています。
今回移送された8羽はいずれも、今年生まれのトキです。来年以降、佐渡で放鳥するための訓練が予定されています。

放鳥前に羽にアニマルマーカーを塗っています
(アニマルマーカーを塗布 写真提供:佐渡トキ保護センター)

11月3日の夕方、専用の動物運搬車で多摩動物公園を出発し、翌4日午前9時すぎに野生復帰ステーションに到着しました。 8羽のトキは佐渡トキ保護センターの飼育員たちによって木箱から出され、健康状態の確認と、 個体を区別するためのアニマルカラーが付けられました。8羽はすぐに順化ケージに入れるのではなく、 しばらくは小型の繁殖ケージで環境に慣れることとなっています。ケージの中に順番に放たれると、どのトキも少し羽ばたいた後すぐに落ち着き、 それぞれ地面をつついていました。

ケージに放鳥されたトキたち
(ケージ放鳥後のトキたち 写真提供:佐渡トキ保護センター)

多摩動物公園までトキを迎えに行った佐渡トキ保護センターの金子良則トキ保護専門員は、「多摩動物公園で大切に育てられたおかげで、 どのトキも健康優良児です。体重は2kgと、現在の年齢では少し肥満ぎみなので、少し体重を減らして上手に飛べるようにしたいです。 訓練はまずは食べることが目標です。これまではコンクリートのプールでドジョウをとっていましたが、 これからは泥の中にいるドジョウを自分で探して食べます。若鳥なので環境になれるのも早いでしょう」と話しています。
トキが本格的な訓練を行う順化ケージは現在改装中です。順化ケージで訓練されるトキは、1カ月後をめやすに、 今回の8羽や佐渡トキ保護センターのトキの中から選ばれることになっています。

[ 掲載日 2008年11月06日 | トキのニュース ▼ひとつ前へ戻る ▲ひとつ次へ進む ]