■ 放鳥トキの抱卵行動の中断、及び再営巣の確認について
平成22年5月20日(木)佐渡島内において抱卵中の放鳥トキのペアが抱卵行動を中止し巣から離れていることを確認しました。
また、5月9日に卵を放棄した放鳥トキのペアが別の場所で再営巣していることが、5月14日頃から確認されています。
1 抱卵行動を中止したペア
【状況】
5月20日午後7時頃までオスが巣のそばにいたことが確認されていましたが、7時50分頃に巣を離れてしまいました。
その後は視界が悪くなり観察ができない状況になり、午後に再び巣を確認したところ、巣は空になったままでした。
長時間巣を離れてしまっていることから、この巣の卵は孵ふ化しないと考えられます。
このペアは、4月6日から抱卵が確認されていましたが、4月12日頃に一度抱卵を中断し別の場所で4月25日に再営巣、
4月30日には再び抱卵していることが確認されていたペアです。
2 再営巣が確認されたペア
【状況】
約200m離れた場所から望遠鏡にて観察し、1箇所に枝を運ぶ様子と巣の存在が確認できており、擬交尾も数回確認されています。
再営巣場所は、前回の営巣場所から約150m離れた別の場所です。
このペアは、4月12日から抱卵が確認されていましたが、5月9日に卵を巣の外に捨てて巣から離れてしまっていたペアです。
(再営巣が確認されたペア)
