■ 3羽のトキが死亡 念のため屋外観察通路閉鎖(4月12日更新)
2007年3月24日から28日にかけて3羽のトキが死亡しました。
3月24日、2004年生まれのオス
3月26日、2003年生まれのオス
3月28日、2002年生まれのオス
3羽のトキの死因について、
4月10日に佐渡トキ保護センターから精密検査の結果が下記のように発表されました。
・3月24日と26日死亡のトキについて
死因は不明。ただし、感染症および重金属による中毒は否定される。
・3月28日死亡のトキについて
死因は骨折による外傷性ショックによるものと考えられる。
佐渡トキ保護センターでは、専門家によるトキ増殖技術現地検討会において死亡事例の再検討と飼育管理の再点検を実施します。
獣医師は引き続き、明けから日没のトキを目視できる時間帯において常駐する態勢となっています。
ご来場の皆様には申し訳ありませんが、3月29日から念のために実施している佐
渡トキの森公園の屋外観察通路の閉鎖は当面続けられます。
死亡したトキの死因について感染症の疑いは消えましたが、繁殖期で、トキがとても敏感になっており、
念のために今の閉鎖を続けさせていただきます。
現在温められている卵からヒナがかえって、ある程度成長したころ観察通路を開放する予定です。
トキの誕生と子育てをみんなでゆっくりと見守りましょう。
簡易検査でも分かっていたように、鳥インフルエンザではなく、また、
ほかのトキに影響のある病気ではなかったことが分かって一安心です。
トキの突然の死については、まだまだ分からないこともあります。
不慮の事故や病気などで死亡したトキは、トキの生理や野生復帰に向けた貴重な情報を教えてくれます。死んだことは残念ですが、
新しい命も生まれています。
今後も、同じようなことは起こりえますが、皆様にも冷静に受け止めていただければと思います。
(4月5日の記事を4月12日に更新しました。)
