■ 中国がトキのつがいを贈呈することに
2007年4月11日、来日中の中国・温家宝首相が、日中友好の証として日本にトキのつがいを贈呈すると発表しました。
1999年に日本に贈られた友友(ヨウヨウ)、洋洋(ヤンヤン)、そのペアから生まれた優優(ユウユウ)
の相手として贈られた2000年の美美(メイメイ)に続くものです。
その後、鳥インフルエンザの影響で、日中間で生きた鳥の移動が困難になり、日本から中国へ、中国から日本へのトキの交流ができませんでした。
その間に、日本では、最初の3羽から現在の94羽まで繁殖させることに成功しましたが、遺伝的な多様性の上でも、
中国とのトキの交流が必要でした。
今回、日本と中国の間でトキの輸出入にかかる検疫などの条件について両国が合意し、中国からのつがいの贈呈が実現することになりました。
具体的な時期などは、今後両国間で検疫条件や気象条件などをみながら判断することになります。
トキの野生復帰について、遺伝的な多様性のために中国と日本のトキが交流(輸出入)されることはとても必要なことです。
鳥インフルエンザの影響でトキだけでなく、鳥の移動が難しくなったこともあり、心配されていました。この発表は、
トキの野生復帰関係者にとって待ち望んでいたニュースです。
実際に日本にやってくるまでには、手続き上時間がかかると思いますが、一日も早く新しい仲間が日本にやってくることを待ち望んでいます。
