■ 野生復帰センターにトキの近縁種を放鳥
2007年5月8日、野生復帰センターの順化ケージにトキの近縁種が放鳥されました。
放鳥されたのはムギワラトキが3羽とハダダトキ1羽です。
佐渡トキ保護センターから木箱に入って野生復帰センターに到着した4羽は
順化ケージにつながる区切られた広めのケージに入れられました。

今回、トキ の近縁種を野生復帰 センターに入れる目的は、
トキを野生復帰ステーションに迎え入れるための準備と、飼育員や職員の訓練です。
新しくできた野生復帰センターで、どのようにトキの行動を観察したり、トキの
野生復帰訓練を行うのか、まずは、近縁種で試してみます。
今後4羽の適応状況をみて、1週間から10日後くらいに順化ケージとの仕切りを開放し、
トキがくるまでの期間順化ケージで飼育されます。
ちなみに、
「ムギワラトキ」はオーストラリア周辺に生息するトキで、胸のあたりの羽がムギワラに似ているのが名前の由来です。
「ハダダトキ」はアフリカに生息するトキで、名前の由来は鳴き声が「ハーダーダー」と聞こえることから。
(ムギワラトキ放鳥の様子)

(放されて右上に飛びたったハダダトキ。)
2種は両方黒っぽいですがムギワラトキは白黒、ハダダトキは黒っぽくてやや大きめです。
飼育員さんに放たれるとき、ハダダトキは大きな声で鳴いていましたが、果たして「ハーダーダー」だったかは…。
一方、ムギワラトキはどんな鳴き声なんでしょう。
みなさんが今度野生復帰ステーションに行ったときには鳥の鳴き声に耳をすませてご確認ください。
野生復帰ステーションの一般公開は5月いっぱいまでです。
鳥が順化ケージ内を動いたり羽ばたいたりする様子をみることができるこの機会にぜひ見学にいらしてください。
おまけの話。トキ近縁種が順化ケージに慣れる10日間くらいの間に順化ケージ内にある田んぼ
の2枚に田植えをするそうです。
田植えは飼育員さんが行うのでしょうか(?)
佐渡島内は、今が田植えシーズン真っ盛りです。

