■ 今年生まれのトキ、顔が少しずつ大人に

写真:佐渡トキ保護センター (クリックすれば大きいサイズになります)
生まれてから、4、5ヶ月経ったトキの幼鳥の様子です。
特に目立った変化はありませんが、食べるエサの量が今までと比べ少し減ってきたようです。また、 少しずつではありますが顔や足の赤みが増しています。
この夏は大変暑く、幼鳥たちにもこたえたようです。
鳥の皮膚は羽毛で覆われていて、人間のように汗をかいて体温を下げることができません。
夏の暑い日中は日陰でじっとしていることが多かったように思えます。口を開け、ハアハアと息をきらせて呼吸する様子が目立ちました。
トキも他の鳥も、暑いときにはこのように口で呼吸して体温を調整します。
この時期に限ったことではないのですが、面白い行動をひとつ紹介します。
優優と美美のペアとその2羽の幼鳥達のケージで、優優が幼鳥に枝や草をクチバシで渡そうとしている光景をよく見かけます。「枝渡し」
はオスとメスの愛情表現として繁殖期によく見られる光景ですが、自分の子どもにもやっています。幼鳥のほうは嫌がって逃げてますが…。
(佐渡トキ保護センター獣医師 和食雄一)
