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■ トキを育む安全・安心なお米「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度

朱鷺と暮らす郷づくり認証マーク
「朱鷺と暮らす郷づくり」認証マーク

2008年9月25日、トキの試験放鳥が行われ、昭和50年代に野生から姿を消したトキが再び佐渡の自然に還りました。 水田を主なエサ場とするトキと、農業の共生を目指して、佐渡市では、2008年度から「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を立ち上げました。 農薬と化学肥料の削減と、生きものを育む農法を組み合わせたトキと共生できる米の栽培を推進しています。
生きものを育む農法とは、水田内に江(深み)の設置、ふゆみずたんぼの実施、魚道水路、ビオトープの設置により、 年間を通して水田に水をため、ドジョウやカエルなどの命を守り、それをエサとするトキを育む農法となります。 現在267名の農家が434haの水田で取り組みを進めています。「トキも人も小さな生きものも共生できる環境を創造しよう」を合言葉に、 トキが水田で餌をとる姿を心待ちにしています。
また、小さな生きものを守る取り組みとして生きもの調査も実施しています。農家はもちろん、「佐渡Kids生きもの調査隊」として、 子どもたちも生きものが生息する環境について学んでいます。
これらの取り組みにより生産された米を、佐渡コシヒカリ「朱鷺と暮らす郷」と名づけ、2008年秋より販売いたします。 販売金額の一部はトキ募金に寄付されます。環境に優しく、トキや生きものの命を育むお米として、また、トキを守る環境を作る米として、 消費者の皆様とトキや環境を守る思いを共有できたらと願っています。 

(佐渡市役所農業振興課)

■「朱鷺と暮らす郷づくり」 認証制度のくわしい説明

認定基準は次の4つです。
(1)佐渡産の米である。
(2)栽培者が、新潟県が認定するエコファーマーに認定されている。
※エコファーマーは、土壌診断に基く土作り、化学肥料・農薬の低減に取り組む農業者のことです。
(3)農薬・化学肥料を使用しない、または佐渡地域慣行栽培基準から5割以上減らしている。
(4)「生きものを育む農法」を1つ以上実践している

「生きものを育む農法」とは
いろいろな水辺の生きものが、年間を通して生活できる環境をつくる農法です。具体的には、
(1)江の設置…年間を通して水をたたえる深溝(江)を水田内に設ける。
これは水稲の中干し期に水をぬいて田んぼを乾かすときに、水辺でくらす生きものたちの避難場所になります。

江

(2)冬期湛水…冬に田んぼに水を張る。
これは水辺の生きものの越冬場所となります。その生きものを食べる鳥類のエサ場にもなります。

冬期湛水

(3)水路・魚道の設置…川と水路と田んぼに、つながりを作る。
田んぼの生きものの中には、季節によって近くの川などと行き来して生活するものもいます。

魚道

(4)ビオトープの設置…田んぼの近くにビオトープを設ける
稲作による環境の変化に関係なく、生きものが1年を通してすむことができます。
水田管理のプロである農家の方がビオトープを管理することで、年間を通して環境のよいビオトープが維持されます。

ビオトープ

認証の方法は
佐渡市水田農業推進協議会が現地を視察し、基準を満たしていると判断されたお米に認証します。
認証したお米には「朱鷺と暮らす郷づくり」認証マークがついています。

■佐渡産コシヒカリ「朱鷺と暮らす郷」販売先(2008年9月現在)
新潟県外/イトーヨーカドー(首都圏の119店舗のみとなります)
新潟県内/ジャスコ、ウオロク、清水フードセンター直営店、イトーヨーカドー、総合生協コープ女池店、新潟駅CoCoLo万代
(販売していない店舗もあります。各店舗へご確認ください)
佐渡島内/JA佐渡、JA羽茂

※販売先は9月末日現在で決定しているものです。販売先は順次拡大予定です。
※イトーヨーカドーではインターネット販売もしています。

佐渡Kids生きもの調査隊
佐渡Kids生きもの調査隊

○「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度についてのお問い合わせ先
佐渡市役所 農業振興課
0259-63-5117

 

[ 掲載日 2008年10月01日 | おしらせ ▼ひとつ前へ戻る ▲ひとつ次へ進む ]