■ 報告 『南佐渡の自然環境とトキを考える集い』が開催されました
2009年2月21日(土)、南佐渡地域において、同地域に定着しつつあるトキと、周辺を取り巻く自然環境の現状についての話し合う
『南佐渡の自然環境とトキを考える集い』が、羽茂農村環境改善センター(羽茂地区公民館)において、50名以上の出席のもと行われました。
この集まりは、南佐渡地域へのトキの飛来と定着という、当初、想定されていなかった出来事が、
地域住民や農家に与えている影響や今後の方針などを話し合うものです。『南佐渡の自然を愛する会』が主催、
佐渡市とトキの野生復帰連絡協議会が共催、環境省 佐渡自然保護官事務所 が後援する形で、南佐渡全域を対象とするものとしては、初めての
『トキ関係勉強会』の開催となりました。

(集会のようす)
まずはじめに、地元羽茂地区のトキ・ボランティアモニターの金子留美子さんによるトキの観察状況説明があり、身近になったトキが、
どのように南佐渡・羽茂川流域で活動しているかの解説がありました。
次に環境省の岩浅有記 佐渡自然保護官から「トキの現状について」と題した講演。続いて、佐渡市の甲斐元也副市長 から
「佐渡市のトキに対する方向性について」の方針説明があり、その後、全体討論となりました。
市民・農家の方々を中心に活発な話し合いが行われ「ドジョウは、冬眠中どのような呼吸をしているのか?」「餌生物の好む、
田んぼの管理具合は?」「トキが、突然の事故に遭った場合の対処は?」など多くの質問が出され、講演者・
出席者から一部実例を含めた多くの回答が寄せられました。
集会後には、会場から少し離れた絞張(しめばり)山荘に場所を移し、地元の地産料理がおかれたテーブルを囲み、
和やかに懇親会が行われました。
そこでは、『今後、今日の集会の成果をいかし、各々の活動につなげていこう』と話し合われました。
『南佐渡の自然を愛する会』では、地元農協や学校とも連携して、このような「トキの勉強会」を南佐渡各地で続けていくとのことです。
