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■ トキのバードカービング・コンクール入賞者決定

2009年3月18日(水)、「トキのバードカービングコンクール」の審査会がトキ交流会館で行われ、入賞者が決定しました。
このコンクールは、2008年8月末から2009年3月13日まで佐渡市が募集したものです。全国11都府県から20名、総数23作品、 (そのうち島内1作品)の応募がありました。
バードカービングは、鳥をモチーフに木を写実的に彫刻・彩色した野鳥彫刻です。全国に愛好家がいます。今回のコンクールでは、 トキを題材にすることを条件に、実物大の「ライフサイズ部門」、最大長が20センチメートル以下の「ミニチュア部門」 の2部門が募集されました。
審査は、日本バードカービング協会会長の内山春雄さんを審査委員長とし、人・トキの共生の島づくり協議会会長の坂田金正さん、 トキの野生復帰連絡協議会会長の高野毅さん、新潟県佐渡トキ保護センタートキ保護専門員の金子良則さん、 高野宏一郎佐渡市長の5名が行いました。

バードカービング審査
(審査会のようす)

「トキ」という題材が共通していても、作品はバリエーション豊かです。中には愛らしい顔をしたトキがいたり、 ドジョウをくわえていたり、卵やエサであるカエルがそばにあったりなど、ひとつひとつどれも表情が違います。 動きの瞬間をよくとらえたようすや、羽一枚一枚が細かく表現されている作品もありました。

作品1

審査員は、「トキ色のすがすがしさが出ている」とか、「動きをよくとらえている」など話し、作品を何度も行ったり来たりしました。
作品は、たくさんのトキが佐渡の空を羽ばたくような、未来を願うものが多くありました。
そこで「将来トキがたくさん羽ばたいてほしい」という期待を寄せて、高野市長の発案でアイデア賞が設けられました。

作品2
 
審査の結果は次のようになりました。
■ライフサイズ部門(全5作品)
最優秀賞 茨城県 渡邉敏治(わたなべとしはる)さん タイトルなし
■ミニチュア部門(全18作品)
最優秀賞 兵庫県 岩橋徹(いわはしとおる)さん タイトル「明日へ」
優秀賞  奈良県 鎮目直樹(しずめなおき)さん タイトル「未来へ」
優秀賞  大阪府 山本豊典(やまもととよのり)さん タイトル「ランディング」
アイディア賞 神奈川県 遠藤勇(えんどういさむ)さん タイトル「トキが樹木に群れる日」

最優秀賞
(ミニチュア部門最優秀賞作品)

アイデア賞

審査委員長の内山春雄さんは審査を終えて、「これだけの作品が集まって意義あるコンクールになりました。 繁殖期のトキが少ないかと思っていたけどそれも多かったです。トキのような白い鳥は、いかに羽をきれいに彫れるか彫りが重要です。 トキはデータが少ないので、みんなよく勉強してつくったという感じがしました。 バードカービングの醍醐味は木を使って鳥の温かみをつくるところです。入賞作品はどれも緻密さやトキ本来の姿が凝縮されています」 と説明しました。
高野市長は
「トキへの熱い想いをかたちにするこのコンクールを実現したいと思っていました。トキの色彩変化があり、 作品を見ると季節感が感じられてよかったです。どれも緻密で正確、芸術性も高く、見とれる作品ばかりでした。 短い期間でたくさんの応募をいただきありがとうございました。今後は製作者の了解を得て展示会を催し、 多くの方に見ていただきたいと思います」と話しました。
今後、応募作品の展示と入賞者への表彰式が行われる予定です。展示の日程は後日ホームページでお知らせします。

審査会会場

[ 掲載日 2009年04月10日 | おしらせ ▼ひとつ前へ戻る ▲ひとつ次へ進む ]