■ 泉田新潟県知事らが「朱鷺と暮らす郷米」田んぼで、稲刈りと生きもの調査
2009年9月29日(火)、新潟県の泉田知事、佐渡市の高野市長をはじめ、トキ野生復帰に関わる関係者が集まり、
トキと農業の共生を目指した田んぼでの稲刈りと生きもの調査をしました。
佐渡市では、2008年度に「朱鷺と暮らす郷」認証制度を設け、水辺の生きものの生息環境を守り、トキとの共生を目指す、安心・
安全なお米づくりをすすめています。今回の稲刈りと生きもの調査は、この「朱鷺と暮らす郷米」の田んぼで行いました。

(右:新潟県・泉田知事。刈った稲をワラで束ねるには、コツがいります)
知事、市長のほか、環境省の鈴木正規自然環境局長、山岸山階鳥類研究所の山岸哲所長、恩賜上野動物園の小宮輝之園長、
新潟大学の下条文武学長、イトーヨーカ堂の吉田隆至シニアマーチャンダイザー、佐渡とき保護会の佐藤春雄顧問、JA佐渡の板垣徹理事長など、
これまでトキの野生復帰に向けて取り組んできた各界の方々や朱鷺と暮らす郷米を応援している方々が参加しました。

(農家の方、泉田知事、高野市長など。生きものを育む認証米をどうぞ食べてください)
“みのかさ”を着た泉田知事と高野市長は、農家に教わりながら稲を手刈りし、稲をワラで束ねる作業に精を出しました。
生きもの調査では、ギンヤンマや赤トンボが飛び交う中、水田わきにある「江」を調べました。参加者がそれぞれ網を持って江の水底をすくうと、
ドジョウや貝が見つかります。
今回の生きもの調査の講師で、新潟大学研究員の大石麻美さんは、「トキは、今回とれたような小さな生きものをエサとしています。
佐渡の田んぼは水生昆虫がたくさんいます。これは佐渡ではあたりまえとされていますが、じつはとても貴重なことです。それだけ、
佐渡の環境がいいという証です。さらに佐渡では、トキと共生する佐渡のお米づくりを目指して、江などを作る工夫がされているため、
田んぼに水のない時期にも田んぼに水辺の生きものがたくさんいます」と解説しました。

(あぜ際や、草の根元が狙い目。大きなドジョウに歓声も)

(生きものの名前を知ることで、命を大切にする気持ちが芽生えます)
佐渡は9月末から稲刈りの最盛期を迎えています。佐渡産コシヒカリ「朱鷺と暮らす郷米」を多くの方に食べていただきたいと思います。
○「朱鷺と暮らす郷」認証制度に関するお問い合わせ先
佐渡市農業振興課
電話:0259-63-5117
