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レポート:「日中トキこども交流事業」市長報告会が行われました。
平成23年8月16日~23日までの間、環境省の川瀬自然保護官を団長として、 佐渡kids生きもの調査隊のメンバー13名が中国を訪れ、トキを通して現地の子ども達と交流してきました。 その時の様子を8月29日(月)に、高野佐渡市長に報告しました。
■佐渡kids生きもの調査隊報告内容
1:交流事業概要
・修理朋美(しゅうり ともみ)さん 金井吉井小学校6年(写真中央)
中国では朱鷺救護センターや楼観台(ろうかんだい)保護センターに行き、見学や勉強をしました。
私の中で一番心に残ったのは、朱鷺湖小学校の15人の皆さんと交流をしたことです。
発表をしたりプレゼントの交換や昼食を一緒にとったりと楽しい時間はあっという間でしたが、中国での友達ができました。
「楽しい時間はあっという間」ということを実感し、やりたいことは実行し、
家族や友達との一生に一度の時間を大切にするということを教えてもらいました。
2: 佐渡kids生きもの調査隊取り組み報告
・高野智耶(たかの ちや)さん 沢根小学校6年(写真中央)
佐渡Kids調査隊取り組み発表※
画像クリックすると拡大してご覧いただけます。
中国のトキ資料館で中国の人に向け報告をしました。はじめに、去年の活動報告を発表し、次に今年佐渡は、世界農業遺産(ジアス)
に登録されたことを報告しました。そしてこれまで生きもの調査をしてきた中で、見つけた生きものの発表をしました。
トキを日本の空へ飛ばそうとする佐渡の人のがんばりや思いを伝えました。最後に、今年、
生きもの調査隊が活動する内容や行谷小学校での活動報告を発表しました。中国の人たちは私たちの発表を聞いて、
とても興味を持ってくれたと思いました。中国の人たちに佐渡のことを知ってもらえて良かったと思います。
3:中国歓迎内容
・本多章宏(ほんだ あきひろ)さん 行谷小学校6年(写真中央)
朱鷺湖小学校生徒による歓迎のようす※
画像クリックで拡大してご覧いただけます。
中国の人たちの歓迎の演目は2つありました。1つ目はダンスです。中国の子どもたちが衣装を着てダンスをしてくれました。
みんな息がぴったりと合っていてすごかったです。2つ目は中国式のラップです。振ると音が鳴る道具を使って、
リズムよく中国式のラップをしていてすごいと思いました。中国の子どもたちは堂々としていましたが、僕たちはトキの歌を歌った時に、
間違えたり、声が小さくなったりしたので、見習いたいと思いました。
4:交流会絵の交換
・大豆生田咲春(おおまめうだ さくら)さん 沢根小学校6年(写真中央)
私たちは中国の子どもたちと絵の交流をしました。私たちは田んぼの周りの生きものの絵を描き,中国の人たちはトキの絵を描きました。
みんなが思うような姿や色でとても丁寧に描いていました。私はミズカマキリの絵を描きました。中国の人たちに渡すと
「これはどういう生きものか?」などジェスチャーを使って説明をすると、うなずいてくれました。
しっかり説明が伝わった気がして嬉しかったです。私は中国の人たちと交流をしたことで楽しかったし、
日本と中国の仲がより一層深まったと思います。この為にはトキがやはり必要だったんだなと思いました。
トキは日本にとっても中国にとっても大切なものだと改めて思いました。

中国の子どもたちが書いた絵、書(蓮、トキの絵)
5:中国での生きもの調査
・伊藤 采采(いとう なな)さん 金井小学校6年(写真中央)
中国での生きもの調査(洋県の水田)※
画像クリックで拡大してご覧いただけます。
中国では面白い生きものがいました。生きもの調査をした所は、トキのネグラの近くで調査をしました。
そこで佐渡で見たことがないカエルを見つけました。みんなでがんばって捕まえようとしましたが、捕まえられませんでした。しかし、
佐渡で見られないカエルを見られてよかったです。ネグラの近くで捕まえた生きものは約5種類です。その中から2種類紹介します。1つ目は
「クモ」です。2つ目は「ボウフラ」です。今度機会があればいろいろなところで生きもの調査をしてみたいです。
6:トキの観察
・草間大欣(くさま たかよし)さん 河原田小学校6年(写真中央)
野生トキの観察(陝西省洋県)※
画像クリックで拡大してご覧いただけます。
トキとサギの見分けが付かないことがあります。サギは足を伸ばして飛びます。トキはあまり足を伸ばしていないので見分けが付きます。
羽根の色も違います。白サギは白いですが、トキはトキ色をしています。洋県には8羽、寧陝(ねいせん)県には2羽くらいいました。
珍獣がいる場所ではトキが仲間と一緒に元気そうにしていました。中国のトキと日本のトキの違いを見比べて、自分は「ちょっと色が違うかな?」
と思いました。これからもトキの観察を続けたいと思います。
7:中国の珍しい生きもの
・伊藤楓(いとう かえで)さん 真野小学校6年
中国の保護センターでは、キンシコウやパンダ、ターキンを見ました。パンダは飼育員さんが呼ぶとゆっくりと降りてきました。
キンシコウは毛が金色でした。中国には佐渡と違う動物が沢山いることが分かりました。次は中国の違う動物も見てみたいと思いました。
8:兵馬俑(へいばよう)について
・金子颯汰(かねこ そうた)さん 行谷小学校6年

世界遺産・
兵馬俑見学※画像クリックで拡大してご覧いただけます。
兵馬俑について博物館で学びました。博物館には沢山の兵馬俑がありました。
アジアの人ならその中に必ず自分と似ている兵馬俑があるそうです。兵馬俑はお墓を守る為に作られたので、
そのまま生き埋めにされた人もいたと聞き、僕は残酷だと思いました。兵馬俑が見つかった場所は昔、とうもろこし畑で、
農家の人が井戸を掘ろうとして見つけたのですごいと思いました。
9:西安の様子
・伊藤光(いとう ひかる)さん 行谷小学校6年(写真右側)
西安の城壁に行ってきました。城壁を登り二人乗りの自転車に乗りました。僕は城壁の自転車が通る所を走りました。一往復は約10キロあり、
地面はデコボコしていました。
10:中国の食べ物
・齋藤凌(さいとう りょう)さん 行谷小学校6年(写真、右側より2人目)
中国での食事は円卓を囲んでの食事なので食べたい物を取るタイミングが難しかったです。食べても食べても次々と料理が出てきました。
中には辛い食べ物もありましたが、食べているうちに慣れてきました。中国最後の夜では蒸し餃子が出て、
カエルや金魚の形をしたものもありすごいなと思いました。
11:中国の交通
・三浦海人(みうら かいと)さん 真野小学校6年(写真中央)
僕が中国でびっくりした事は、車での移動した時に沢山クラクションを鳴らすことでした。交通の仕方が日本とは違うなと思いました。
車を運転してくれていたドライバーさんは、僕たちを目的地までちゃんと送り届けてくれる、とても良いドライバーさんでした。
12:中国の街の様子
・後藤章葵(ごとう しょうき)さん 金井吉井小学校6年(写真中央)
中国は夜でも人が多いです。ホテルに帰っても外ではカラオケの音が聞こえてきたり、とても賑やかでした。
中国は夜でもお店が沢山あいているので、とても面白いと思います。また機会があったら中国に行ってみたいと思います。
13: 日中トキ子ども交流事業まとめ

・児玉渉(こだま わたる)さん 金井小学校6年
日中トキ子ども交流団一行(トキ救護飼養センターにて)
※画像クリックで拡大してご覧いただけます。
僕はテーマである、中国の子どもたちと交流して感じたことと、中国と日本の生きものの違いについてまとめました。中国の子どもたちは、
歌や中国式ラップやトキの絵がとても上手でした。違う文化の子どもたちとの交流は勉強にもなったし、楽しかったです。中国にはトキ、パンダ、
キンシコウなど日本にはいない動物も沢山いて感動しました。中国の子どもたちと仲良くなれたことが良かったです。
・
環境省 佐渡自然保護官事務所 川瀬翼自然保護官
先ずは、全員が健康で安全に帰ってこられたことが、なにより良かったと思います。今回の目的が「トキを通した、日中の友好を深める」
ということと、生物多様性の重要性をみんなで認識をするという目的で行ってきました。
子どもたち一人一人が元気に日本を代表する外交員の一員として、 中国の子どもたちとの友好を深めるという任務を無事果たしてくれたと思います。
中国野生動物保護協会の方々も「このような未来を担う子どもたちが交流を深めるということはすごく意味深いものです。」 と言われていました。また最終日に行われた、環境省環境副大臣への報告の中でも副大臣から「一人一人がこれを機に中国通になってほしい。」 と言われました。子供たちにとっても将来に渡っていい経験になったと思っています。
・高野佐渡市長のコメント
皆さん方は長い間、中国に行って、2つ大きな役割を果たしてきたと思います。1つはみんなが行っているトキの観察を通じて、
中国のトキがどういう生態かを勉強してきたり、生きもの調査をしてきたということ、そして、同じ年代の中国の子どもたちと交流を深めて、
これから日本と中国との間がますます仲良くなっていく。この2つはとても大きな成果だと思います。
■同行した職員のレポートはこちらから
レポート:
「ちいさな外交官」中国洋県・寧陜県へ行ってきました。(トキファンクラブ内)
[掲載日 2011年09月14日 ]
