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■ トキと見まちがえやすい鳥5 アオサギ

アオサギは灰色をした大きなサギで、日本のサギ類では最も大きく、よくツルと間違われることがあります。
佐渡では海岸、河川、湖沼、水田などで普通に見られます。しかし、1970年代までは現在ほど数は多くありませんでした。 環境省が1997年から2002年にかけて全国で実施した鳥類繁殖分布調査では、 20年前に行った同じ調査と比較するとするとアオサギは著しく分布を拡大していて、全国的に増加傾向にあることがわかりました。
木の上に巣を作って集団で繁殖し、新潟県の本州側には大きなコロニー(集団繁殖地)がありますが、 佐渡ではまだコロニーは確認されていません。佐渡のアオサギは本州から渡って来ているものと推測されています。
普段は単独で行動していて、水辺で主に魚を捕食しています。30cmくらいのコイやウシガエルなどを捕らえることもあり、 こんな大物でも丸呑みにしてしまいます。飛んでいる時には、ゴァー、ゴァーとしわがれた大きな声で鳴くことがあります。
小形のツルくらいの大きさをしているためにツル類と見間違うことがありますが、飛んでいるとき、 ツル類は首をまっすぐ前に伸ばしているのに対して、アオサギ(サギ類)は首をZまたはS字型に曲げていることで区別できます。

アオサギ
(写真 アオサギ  撮影場所 佐渡市新穂潟上 撮影年月日 2003年10月)

日本野鳥の会佐渡支部 近藤健一郎

「トキと間違いやすい鳥」シリーズは今回で終わりです。佐渡の自然の中で白い鳥をみたときは、今回のシリーズを参考にして、トキとダイサギ、 チュウサギ、コサギ、アマサギ、アオサギをそれぞれを見分けてみてください。

[ 掲載日 2008年11月06日 | 読みもの ▼ひとつ前へ戻る ▲ひとつ次へ進む ]